小規模オフィス(50坪以下)の募集賃料動向 2020年下期(7月~12月)
東京の小規模オフィス募集賃料は小幅ながら上昇し、12年下期以降最高値を更新。
その他主要エリアは、超小型は全体的に小幅な動きとなり、小型は「仙台市」のみ前期を上回る。
FOCUS 「恵比寿・目黒・中目黒」「渋谷」など高賃料のエリアで募集物件数が増加。
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■超小型
20エリア中15エリアで前期比±5%と、全体的に小幅な動き。
■小型
超小型よりも前期比変動幅が大きいものの、概ね同̟̟±10%以内の動きにとどまる。
■東京の募集賃料推移
■エリア別賃料トップ5
■超小型
最も上昇した「大阪市」で前期比+1.1%。最も下落した「横浜市」で同-2.2%と全体的に小幅な動き。
■小型
全5エリア中、前期比が上昇したのは「仙台市」の同+4.9%のみ。同市は2012年下期以降最高値となる。他の4エリアは横ばいからマイナスで推移。
■エリア別 賃料
< FOCUS >
~新型コロナウイルス感染拡大前後の東京エリア募集物件状況~
●コロナ禍以降募集物件が140%超に急増
●募集物件数の増加は上位エリアに集中
●恵比寿・目黒・中目黒」「渋谷」など高賃料の山手線南西部の増加が顕著に
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発行:アットホーム株式会社 分析:アットホームラボ株式会社
【概 要】
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の不動産情報ネットワークに登録された
小規模オフィス(50坪以下)のうち、東京およびその他主要エリア(仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市)の募集賃料動向。
【対象エリア】
東京:20エリア
その他主要エリア:仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市
【対象データ】
・ アットホームで公開・募集された貸事務所(一棟貸、貸店舗は含まない)
・ 駅徒歩10分以内の物件
・ 上期=1月~6月、下期=7月~12月
・ 対象期間(6カ月間)内に同一棟で複数募集されている場合は最新の募集情報を採用
・ 賃料は共益費等込の坪単価(税抜)
・ 対象エリア毎の中央値を採用
本調査では、募集面積に応じて 超小型 = 5~25坪 小型 = 25~50坪 と定義しています。