「アットホーム不動産情報ネットワーク」の膨大な不動産関連情報と物件画像を教師データとし、画像認識や自然言語処理など、不動産分野の課題解決に適したさまざまなAIモデルを開発しております。不動産業務や消費者の不動産探しをAI技術でご支援します。

画像認識

事例1 物体検出 Detection

  • AIによる物体検出
  • 処理後

物件画像内のプライバシー侵害にあたる物体を検出

物件画像を公的に掲載する場合、画像内に写り込んでしまった人物や車のナンバープレート等は、プライバシーを保護するため個人が特定できないよう加工する必要があります。
従来多くの不動産会社では加工作業は目検により実施されていますが、コストの負荷や見逃しのリスクが課題となっていました。

物件画像に写り込んだプライバシーや著作権侵害にあたる対象物を検出するAIモデルを開発。検出箇所に自動でモザイク加工を施す処理まで搭載したシステムサービスを提供しております。

事例2 画像分類 Classification

  • トイレ
    トイレ
  • キッチン
    キッチン
  • 外観
    外観

物件画像の種類を識別

物件情報をシステム管理する際、不動産会社では手動で情報を入力しなければなりません。しかし、不動産情報は項目数が非常に多く、入力作業に多くの時間が費やされています。

外観、キッチン、トイレ、風呂、和室など、画像内の主要な被写体は何であるか、画像内容を自動識別するAIモデルを開発。物件情報の登録・管理システムに当モデルを実装し、画像から読み取れる情報をシステムへ自動反映するサービスを提供しています。

事例3 多ラベル画像分類 Multi-Label Classification

  • 遊び心のあるアクセントクロスがリビングに華やぎを与えます
  • 料理しながらリビングに目配りしやすいカウンターキッチンは子育て世代や介護中のご家庭にもおすすめ
  • 外観
    気遣いの嬉しい手すりのついたトイレです

画像に写っている被写体を認識して、「画像キャプション」を自動生成

物件の情報として画像を登録する際、その画像についての説明(画像キャプション)も必要です。WEBサイトなどで掲載可能な画像枚数は増加傾向にあり、その登録業務負荷も課題です。

リビング、キッチン、トイレ、風呂などの画像種別や、壁の色、キッチンの形状、手すりなどもAIで認識して、画像の特徴を言語化するシステムを開発。画像から自動でキャプションを生成するサービスを提供しています。

自然言語処理

事例1 棟情報の名寄せ処理 Entity Resolution

本技術は特許を取得済みです。(特許番号:特許第6925665号、登録日:2021年8月6日)
棟情報の名寄せ処理の図
複数の物件情報の登録内容を総合的に解析し、同一棟を判定するAIモデルを開発。 高精度な棟情報の名寄せサービスを提供しています。

事例2 文書分類 Text classification

例)根拠のない「得」などのコメントは禁止している。

PRコメントの不適切表現を検出

不動産ポータルサイト「アットホーム」には、掲載元不動産会社が自由に物件をPRできるフリーコメント欄があります。
フリーコメント欄上に、利用規約に反する表現や不適切な単語・隠語がないかどうかの検査を、特定のキーワードのみを検索・抽出していたため、見逃しのリスクが課題となっていました。

フリーコメント欄に問題のある文面かどうかを分類するAIモデルを開発、システムに搭載し実運用化することで、審査のコスト軽減、精度向上につながっています。

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